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葬儀に欠かせない遺影、返礼品

葬儀に欠かせないのが祭壇に飾る遺影です。昔は遺族が慌てて選んでいたものですが、最近は本人が遺影に使ってほしい写真を選んでおくことも珍しくありません。亡くなる前から選ぶのは縁起が悪いということで、遺族が選ぶのはどうしても故人の死後になります。その点本人が生前に選ぶのであれば、遺族の負担も軽くなります。

わざわざ遺影のために写真屋で準備する人もいます。もちろん本人の意向を尊重しましょう。遺影は葬儀に参列する大勢の人が必ず視線を向ける大切なものです。遺族が選ぶ時は、慎重に選んであげましょう。

昔は笑っている写真やスナップ写真のようなものはタブーとされていましたが、最近は笑っている写真を使うほうがむしろ一般的です。合成で喪服を着せる習慣もなくなってきており、スナップ写真の一部を切り取ってそのまま飾ることも珍しくありません。参列者に見せたい写真がたくさんある時は、祭壇の脇にアルバム等を置いて自由に見てもらうような手法も最近では見られます。葬儀への参列者には後日返礼品を、香典をいただいた方には香典返しをするのが一般的です。

香典は辞退する人が増えましたので、香典返しも減ってきていますが、返礼品は省略することはできません。返礼品という名前から、参列に対するお礼だと思われがちですが、故人の供養のため、との考えからくるものです。そのため供養品とも呼ばれ、辞退することは失礼にあたります。香典については、お返しを辞退することで少額で済ませる、という方法もあります。

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